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神奈川, Japan
いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2013年8月29日木曜日

湘南-HIRATSUKA-海の学校(海のプランクトン観察会)


8月24日(土)は、湘南ひらつかビーチパークで開催された「湘南-HURATSUKA-海の学校」にて「海のプランクトン観察会」を実施させて頂きました。

当日は、どんより曇り空で雨の心配がありましたが、平塚のビーチに立てられた「湘南-HIRATSUKA-海の学校」テントの下に顕微鏡を並べて、プランクトンの写真などを展示しました。今まで何度もプランクトン観察会を行わせて頂いていますが、ビーチでの観察会は初めてで、潮風がきもちよい会場でした。


テント前に集合してから平塚新港フィッシャリーナへ移動して、プランクトンをつかまえました。徒歩10分以上の道のりでしたが、潮風に吹かれてみんなでゆっくり浜辺を散歩できました。参加してくれたのは、ほとんどが平塚の子ども達でしたが、一緒に歩きながら「この海で遊んだことあるよ!」「学校でプランクトン見たよ」などといろんなお話をしてくれました。


港につくと、プランクトンネットを使ってプランクトンを捕まえました。各自で準備してもらったペットボトルに自分で捕まえたプランクトンを入れてテントまで持って帰ります。ペットボトルをのぞき込むと何やら小さな小さなものが、ぴょこぴょこ動いているのが見えて、みんなも興味津々の様子でした。早く顕微鏡で見てみたくなります。

テントに戻った後、少し海の生物についてレクチャーをしてから、プランクトンを顕微鏡で観察しました。港でペットボトルの中をぴょこぴょこ動いていたのは、カイアシ類という動物プランクトンでした。そのカイアシ類は小魚の餌になる重要な生物ということもお話ししました。


他にも、巻貝や二枚貝、ゴカイなど、一生のうちのこどもの時代(幼生)だけをプランクトンとして生活する動物プランクトンや、珪藻や渦鞭毛藻などの植物プランクトンなど多様な生物を観察してもらうことができました。
観察会のあとには、「湘南-HIRATSUKA-海の学校」のマリンスポーツ体験も予定されており、それに参加する子ども達もいたので、「海の水のなかにこんなにいるのー?これから入るのに・・・」と、びっくりしていました(笑)。
観察会は午前、午後一回ずつ行いました。

今回のイベントは、湘南の海でのマリンスポーツなどの楽しさと、プランクトン観察で見た海の自然や生態系の素晴らしさという海の様々な魅力を同時に体験できるものでした。その体験を通して、子ども達が自分の地域の海をもっと身近に感じ、もっと好きになってくれればと思います。

2013年8月22日木曜日

真鶴町 夜のプランクトン観察会(8/19)


Discover Blueでは、真鶴町より「真鶴町立遠藤貝類博物館『海の学校』」事業を受託し、真鶴町の小中学校や真鶴町を遠足などで訪れる学校や団体向けに磯の生物観察等の指導を行っています。

8月19日(月)は、真鶴町内の小学生向けに「夜のプランクトン観察会」を開催しました。
夕方、日が沈んで暗くなり始めたころ、横浜国立大学の臨海環境センターに集合しました。

プランクトンの採り方などを説明してから岩漁港へ移動し、プランクトンを採取しました。1人ずつ順番にプランクトンネットで捕まえてもらいましたが、ネットを引き上げるときに水面が青白く光っているのが見えると、「わぁ、光った!」と歓声があがりました。こどもはもちろん、一緒にご参加頂いた保護者の方もびっくりされていました。青白い光の正体を楽しみに、捕まえたプランクトンをみんなに持ってきてもらった空のペットボトルに入れて臨海環境センターまで持ち帰りました。

まずは持ち帰ったプランクトンを投影機で映写して見てみました。スクリーンいっぱいにプランクトンの影が映り、さまざまな種類の動物プランクトンの形や特徴的な動きを観察したり、小さな植物プランクトンが漂う様子を観察することができます。真っ暗な教室にプランクトンの影が映し出される様子もなかなか素敵で、みんなで見入ってしまいます。


その後、顕微鏡を使ってプランクトンを詳しく観察しました。先程、漁港で見た青白い光の正体は、「ヤコウチュウ」といいます。植物プランクトン渦鞭毛藻のなかまで、刺激を与えると青白く光るので、「夜のプランクトン観察会」でとても人気があります。みんなのペットボトルにもたくさんのヤコウチュウが入っていたので、希望する人にはお家に持って帰ってもらいました。お家でも光るところを見られたでしょうか。


2013年8月14日水曜日

海のミュージアム「磯の生物を観察しよう」(8/11)


 Discover Blueでは、文部科学省「公民館等を中心とした社会教育活性化支援プログラム」事業として、真鶴町立遠藤貝類博物館が主催する、一般公開イベント「海のミュージアム」を実施しています。

8月11日(日)は、「海のミュージアム~磯の生物を観察しよう~」を開催しました。
数日前から夏空が続き、かんかん照りの太陽の下、大変な暑さの中での開催となりましたが、夏休みも始まり、多くのお子様連れのご家族にご参加頂くことができました。

博物館から海岸までは、200段以上の階段を下るので、観察場所に着く頃にはたくさんの汗をかきましたが、磯に着いて潮だまりに足を入れるとひんやり気持ちよく、少し涼しくなります。当日は本当に暑かったこともあり、おしりまで海に入って濡れてしまうお子様もいました。
夏空が広がりました。危険な生物について説明中。

みなさん、夢中で生物を探しています。



夏の暑さがつらいのは、私たち人間だけではありません。磯の生物にとっても、高温や乾燥は生きるためには厳しい環境であり、いくつかの生物にはそれを乗り越えるために工夫しているようすを観察することができます。
例えばアラレタマキビは岩にくっついて生活していますが、その岩が高温になると、接する面積をなるべく少なくすることで高温に耐えています。また、クロフジツボは空隙が多い断熱効果のある殻でからだを覆うことで、高温と乾燥から身を守っています。
その他の生物は、水を求めて少し深い方へ移動するか石の下にいます。石の下は、外敵から隠れることができるだけではなく、日陰で湿っているので、磯の生物にとっても生活しやすい場所となります。ですから、石をひっくり返すといろんな生物を観察することができますが、最後は、必ずもとに戻してあげることが大切です。

参加者のみなさんは汗だくになりながらも、生物を一生懸命さがして頂きました。ご家族でのご参加が多かったので、お父さんが大きな石を動かしたり、お母さんとお子様が協力してカニや魚をつかまえたりされていました。 はじめは、生物を触れなかったお子様も「いたー!」と声をあげ、終了の合図があってもなかなか戻って来ないほど夢中になっていました。スタートから1時間弱の間に、 貝類やウミウシ、カニやナマコも数種類ずつ見つかりました。


また、岩などにくっついてつかまえることのできない動物もご紹介させて頂きました。三ツ石海岸では群生(ある種類の生物が特定の場所に群がって生息していること)する様子が珍しく、神奈川県の天然記念物に指定されている「ウメボシイソギンチャク」や、 原始的な体のつくりをしていて筋肉も神経もないカイメンのなかまなどは、 移動はしないのですが他の生物などを食べて生活する「動物」です。海にはこのように移動しない「動物」がたくさんいます。そこが陸上の生物とくらべると変わっていて、海の生物が不思議でおもしろいものが多い理由のひとつでもあります。
海で生物観察をするときは、岩の表面や隙間、海藻の間などもじ~っと観察して、ぜひ動かない「動物」の仲間も探してみて下さい。

2013年8月12日月曜日

NPO法人科学技術教育ネットワーク様 オーシャンプロジェクト2013


Discover Blueでは、より多くの皆様に海の生物や生態系について知って頂くため、各団体様向けの観察会の指導やイベントをさせて頂いています。

8月7日(水)は、NPO法人 科学技術教育ネットワーク様主催の「オーシャンプロジェクト2013」の磯の生物の観察会と、夜のプランクトン観察の指導をさせて頂きました。この「オーシャンプロジェクト」は、NPO法人科学技術教育ネットワーク様が毎年開催しているもので、小学3年生以上を対象に参加者を募り、神奈川県の真鶴町に宿泊学習に来ています。

午前中は、三ツ石海岸で「磯の生物観察」を行いました。お天気は快晴。照りつける太陽の下、元気いっぱいの子ども達が磯で生物を探し始めました。網で魚をすくおうと頑張る子、事前に教えた通り、転石の下をじーっとのぞく子、スタッフが見つけたナマコに夢中になって自分でもどうしても見つけようとする子。科学や理科が好きでも、海で遊ぶことはなかなかないという子が多いようで、初めての海の生物に驚きながらも積極的に観察していました。びっくりする生物を見つけると引率の先生を大きな声で呼んで、生物の特徴を一生懸命伝えていました。炎天下でしたが、普段はロボットなど工学系がご専門の先生方にも、海の生物の面白さを子ども達と一緒に楽しんで頂けたようでした。

磯でスタッフから事前説明。
危険な生物や気をつけて欲しいことをお話しします。
潮だまりで生物を探します。何がいるかな?
つかまえた生物を解説しています。


夕方、暗くなりはじめたころに、みなさんが宿泊している真鶴の民宿「入船」へお邪魔して、「夜のプランクトン観察」を行いました。
大広間でプランクトンのつかまえ方を説明してから、真鶴港へプランクトンをとりに行きました。夜の港で懐中電灯を照らしながら、プランクトンネットを使って上手にプランクトンを採取して、ペットボトルに入れて持ち帰りました。
当日は、ある種類のプランクトンが多く発生していたので、宿に戻ってみんなで実験をしました。大広間の電気を消して部屋を真っ暗にし、みんなでプランクトンの入ったペットボトルをそっと揺らします。すると、ペットボトルの中の海水面あたりに、キラリキラリ青白い小さい光が見えました。「わぁー、光った!」「こっちももっと光ってるよ。」暗闇の中で歓声が上がりました。この光はの正体はヤコウチュウという植物プランクトンで、刺激を与えると青白い光を発する性質があります。
それから、宿に持ち込んだ顕微鏡を使ってプランクトンを実際に観察してもらいました。顕微鏡を使えば、プランクトンがどんな形をしているのか、どんな動きをするのかを見ることができます。「動いている、いっぱいいる!」「このプランクトンなんですかー?!」と、子供たちも先生方も、今まで知らなかった小さな小さな海の生物に、とても興味を持ってくれたようでした。

旅館の大広間をお借りしてのレクチャー。
夜の真鶴漁港でプランクトン採取.
みなさん、夢中で観察してくれました。


丸1日、プログラムをご一緒させて頂くことができましたが、このような夏休みの思い出が、海から遠い地域に暮らしている子にとっても、海の見える地域に暮らしている子にとっても海や海の生物のことを身近に感じてくれるきっかけになると思います。また、来年も海の自然や生物に会いにきて下さい。

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