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神奈川, Japan
いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2014年12月11日木曜日

海の自然を活かした観光促進のためのワークショップ (真鶴町)(2014年12月10日)

12月10日は、真鶴町内で宿泊業や飲食業など主に観光産業に関わっていらっしゃる方を対象に「海の自然を活かした観光促進のためのワークショップ 」を行い、これまで海のミュージアムなどのイベントで参加者のみなさんに楽しんでいただいている内容を体験していただきました。

今回のワークショップは「プランクトン観察」を行い、真鶴町の飲食店や旅館をされている方や真鶴町の自然や観光産業に興味をお持ちの町民の方などにお集まりいただきました。
はじめに、これまでの活動実績や、海のミュージアムなどイベントの様子などを紹介し、真鶴町の海の自然が素晴らしく、その自然を楽しむために町外からも多くのお客さまにお越しいただき、大変喜んでいただけている現状をお話ししました。

その後、実際に海のミュージアムのプログラムの一つである「プランクトン観察」を体験していただきました。海の生物の中でも「プランクトン」とは何かをご説明した後、真鶴港へ移動してプランクトンをつかまえました。冬でプランクトンは少なくなっているのですが、ペットボトルにプランクトン入れると、その中をみなさんで覗き込み、何だかとても細かいものが点々と見える様子を確認してもらいました。

つかまえたプランクトンを入れたペットボトルをみなさんに見ていただきました。

 室内に戻って、顕微鏡でプランクトンを観察しました。顕微鏡なんて小学校や中学校以来という方は、1人1台使える顕微鏡になつかしそうでしたが、ピントが合ってプランクトンが見えてくると、「へー!これがプランクトン!?」と、さらに楽しんでいただけたようでした。植物プランクトンの珪藻のなかまの他に、二枚貝の幼生やオタマボヤなどの動物プランクトンも観察することができ、「これは、おもしろい。夢中になるね!」と喜んでいただけたようでした。
顕微鏡観察の様子。
オタマボヤ(写真は2014年8月撮影のもの)

最後は、スタッフからまとめのレクチャーを行いましたが、参加者のみなさんからも真鶴の海や観光についてや今日のようなプログラムなどについての意見や質問が出たりして、いつのまにか議論して、みなさんと考える場になっていました。真鶴町の海の自然は、地域のみなさんには身近で当たり前の存在ですが、魅力いっぱいで、開発や破壊などではなく、上手に管理し活かしていくことで持続的な観光に結び付けられるのではないかなどの意見もあり、みなさんの熱意が伝わってきました。
今回のプランクトン観察会での体験も、みなさんのお仕事に少しでもお役に立てていただければと思います。


※今回のイベントは、文部科学省 公民館を中心とした社会教育支援事業の一環ととして、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施しました。

2014年12月1日月曜日

海のミュージアム「なぎさは自然の博物館〜ビーチコーミングで漂着物をあつめてみてみよう〜」(2014年11月30日)

11月30日(日)は、「真鶴町 三ツ石海岸 海に親しむイベント 海のミュージアム『なぎさは自然の博物館~ビーチコーミングで漂着物をあつめてみてみよう~』」を開催しました。

今回の参加者のみなさんの中には、千葉や三浦半島、湘南などでビーチコーミングをよくされている方が多かったので、最初のレクチャーではビーチコーミングとは何かということよりも、三ツ石海岸の海洋環境と、これまでスタッフが出会った漂着物などを紹介させていただきました。

その後、三ツ石海岸へ移動して漂着物を探しました。11月の末日でしたが、冬の初めのやわらかい日差しがぽかぽかと暖かくビーチコーミング日和となり、気持ち良くビーチコーミングを楽しんでいただくことができました。
みなさんそれぞれに、岩の隙間や砂浜、波打ち際などバケツや袋を手に海岸を足元を熱心に見ながら海辺を散策していました。

海岸にいくと、海藻や草木、ゴミなどが波打ち際に平行にベルト状に集まっているときがあります。それらは、海を漂ってきたものが波で海岸に打ち上げられたものなので、そこを探すと面白い漂着物を見つけられることも多く、みなさんと一緒に観察してみました。

40分ほどの採集で、たくさんの漂着物が見つかりました。漂着物は、それがどこから来たのかを考えることで、「海のもの」「陸のもの」「人工物」大きく3つに分けることができます。

「海のもの」は、海でビーチコーミングをしているので、貝殻やフジツボの
殻などの生物のからだが見つかるのは当たり前のような気がしますが、三ツ石の磯ではあまり見られない生物のものも見つかったりします。今回は魚の背骨の太いものやウミガメの骨などが見つかりました。

「陸、山のもの」は、クルミやドングリをはじめとした木の実が多く採集されていました。三ツ石海岸のすぐ上は「お林」と呼ばれる森林で、クロマツやスダジイが生えていますので、松ぼっくりやスダジイの実は多いのですが、それ以外に見つかったオニグルミ、ヒメグルミ、スダジイ以外のドングリなどは、真鶴半島にはない種類なので、別の地域から川を伝って海に出て、海流に流されて三ツ石海岸に流れ着いたのだろうと考えられました。


「人工物」には、ビン、缶、プラスチックなどでできたものがたくさんありました。浮きやアナゴなど漁の道具も多くありましたが、その中には、真鶴などの漁師さんが使用しているものではなく、中国や韓国の漁業者のものと思われる漁具もありました。
こうして、海に打ち上がった漂着物を観察すると、その地域の海や陸の自然のことだけでなく、もっと遠くの海の自然や陸の自然、外国の人の生活などにも触れることができます。これも海がつながっていて、海流が巡っていることによるものだと思うと、海に親しむ方法としてビーチコーミングの面白さを改めて実感しました。


2014年の「真鶴町 三ツ石海岸 海に親しむイベント 海のミュージアム」は、今回のイベントで終了となります。ご参加いただいた皆様、ブログを閲覧頂いた皆様、どうもありがとうございました。来年も、海の魅力をお伝えできるイベントを開催してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。



※今回のイベントは、文科省 公民館を中心とした地域活性化支援事業プログラム「海の自然を活かした地域振興~海を学び、海を活かした場づくり」事業の一環として、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施しました。












2014年11月26日水曜日

「真鶴自然こどもクラブ まなづる港 海の生物探検隊」(2014年11月24日(月))

 11月24日は、真鶴町内の児童対象イベント「真鶴自然こどもクラブ」で「まなづる港 海の生物探検隊」を行いました。


真鶴港の岸壁に集合し、スタッフから真鶴港の歴史と地形のお話をしてから海の生物探検隊が出発しました。
真鶴港と海の生物たんけん隊のみんな。
まず、港の北側へ回るルートを岸壁から覗きながら生物を探しました。子供たちも身を乗り出して港の中を覗き込んでいました。水温が下がってプランクトンの数が少なくなってきたので、海水が夏よりも透明で、水の中がよく見え、トウゴロウイワシの群れやメジナなどの魚がたくさん泳いでいるのがわかりました。
出発してすぐに、探検隊はアカヒトデを発見しました。アカヒトデは、同じ町内でも三ツ石海岸の磯ではあまり見られません。ヤツデヒトデなどと違って、潮間帯のように潮が引く場所ではなく、いつも水の中で生活しています。

網でつかまえてみると、5本ある腕のうち2本には、ぽこっとコブのようなものがあり、子供たちは興味深々。中を解剖して見てみると、小さな小さなアカヒトデヤドリニナというアカヒトデに寄生生活する巻貝が入っていていました。大発見に探検隊は大騒ぎでした。

アカヒトデナドリニナ

次にたどり着いたのは、港の北西に位置するスロープでした。ここでは、イソバナやヤギなどのサンゴのなかまや大きな巻貝の殻、ホウキボシなどヒトデのなかまを発見しました。これらの種類も、磯や砂浜などの浅い海ではあまり見かけない生物ですが、ここは、刺し網漁の船が入ってきて、海底に仕掛けておいた網を船に上げ下ろしする場所なので、網にかかった少し深いところの海の生物が落ちているのです。磯観察や海水浴ではお目にかかれない珍しい海の生物に出会うことのできる貴重な場所で、漂着物を拾い「お宝ゲットしたー」とうれしそうでした。

港の北側はたくさんの船が係留されていて、出発した場所よりずっと水深が深くなっていました。ここではいろいろな魚を次々と発見。
ソラスズメダイやチョウチョウウオ、ハコフグなど、真鶴の海よりは南のあたたかい海で生息している種類が黒潮にのって北上し、冬になってさらに水温が下がるまで相模湾でも生活していて、季節来遊魚(死滅回遊魚)といいます。
みんなもかわいい魚に夢中で、網でつかまえて観察したかったのですが、残念ながら逃げられてしまいました。
スタッフも頑張りましたが、魚には逃げられてしましました。
「魚つかまえるのむずかしいね」
しかし、その後港の南側でネコザメを発見し、またまた大興奮でした。すでに死んでいたのですが、きっとこれも漁の網にかかったものだと考えられます。子供たちは大興奮で網で引き上げましたが、その臭いにもびっくりしていました。魚や生物が死んで分解されていく過程ではこんなに強烈な臭いがするんだということも、港や海辺を歩いていて知ることができます。
死んで港に浮かんでいたネコザメ。
港の南側のゴールまでたどり着き、今回の探検は終了しました。近くの集会所で探検のふりかえりをし、どんな生物がいたかを思い出してみて、どうしてそこにいたのかを考えたり、スタッフから解説したりしました。みんな最後までよくがんばったので、町内の港でこんなにたくさんの発見や驚きがあるということに気づくことができたと思います。時々、港を覗いてみて、どんどん新しい発見をしていってほしいと思います。
夕暮れの真鶴港でゴールに到着。

※今回のイベントは、文部科学省 公民館を中心とした社会教育支援事業の一環ととして、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが実施しました。

2014年11月17日月曜日

海のミュージアム「真鶴半島 お林ネイチャーウォーク」(2014年11月16日)

11月16日(日)は、「真鶴町 三ツ石海岸 海に親しむイベント 海のミュージアム『真鶴半島 お林ネイチャーウォーク』」を開催しました。

真鶴半島には「お林」と呼ばれる森林があります。江戸時代には小田原藩によってクロマツが植林され、明治時代になると皇室の御料林としてクスノキが植林されたのですが、それ以来、町民からも大切に保護されてきた「お林」には、現在では自然の植生であるスダジイなども多く見られ、大変豊かな自然を感じることができる真鶴町の魅力の一つです。
真鶴町立遠藤貝類博物館を出発して、お林や海岸沿いの遊歩道を歩きながら自然観察をしました。植物については、神奈川県立生命の星・地球博物館の大西学芸員に解説頂きました。

博物館からお林に入るまでにも見どころがたくさんで、博物館を出発するとすぐに、こんもりとしたお林からクロマツの樹冠がぴょこっと頭を出している様子が観察できました。これは日当たりのよい場所を好み、本来はお林のような木々の茂る森林に生えるはずのないクロマツが、日光を求めてどんどん高くなった結果で、お林の歴史が作り出した珍しい自然の風景です。
お林の手前でも、みどことがたくさん。
また、お林の遊歩道の入り口近くでも、ハナミョウガの黒い果実がたくさんついている様子や、シイタケのような香りを辿ってキノコを見つけたりしました。
ハナミョウガの実がたくさんなっていました。
シイタケのようないい香りのキノコ
お林はその歴史から、樹齢数百年にもなる大木が立ち並び、見上げてみるとその大きさに圧倒されてしまいます。今回は、お林の中でも特に大きいとされているクロマツ、クスノキの太さを測定してみました。
最初に測定したのはお林遊歩道の入り口にある推定樹齢200~300年のクロマツで周囲4m40cm、直径1m40cmもありました。次に推定樹齢100~200年のクスノキを計測すると、なんと、周囲は6m70cm、直径が2m13cmでした。一見して巨木だということはわかりますが、こうして測定して数値が出ると、あまりの大きさにみなさんもビックリされていました。これらの木の切り株には、測定を手伝ってくれた小学生はもちろんのこと、クスノキでは大人もゆっくりと横になることができるほどです。
ちなみに、古いクロマツよりクスノキの方が大きいのは、クスノキの方が成長のスピードが速いからだそうです。
クロマツの太さと直径を測定。
スダジイの太さと直径を測定。小学生も一生懸命お手伝いしてくれました。
冬の初めのお林では、さまざまな植物が果実をつけていて、スダジイのどんぐりやキチジョウソウや、アオキやカラスウリ、マムシグサなど赤やオレンジの鮮やかな実を観察することができました。
お林ではスダジイのドングリを見つけることができます。ぼうしの部分が特徴的です。
鳥の声を聞いたり、モグラ塚を見つけながら、お林西側のスダジイ群落を抜けて斜面を下って行くと、番場浦海岸へ出ました。海が近くなり、潮の影響が大きくなると少しずつ海岸植物が増え、植生が遷移していく様子が観察できます。
お林の西側はスダジイとアオキが優占しています。

番場浦海岸でお昼をとったあとは、海岸植物を観察しながら三ツ石海岸へ向かいました。
番場浦海岸でお昼ごはん!ぽかぽか陽気であったか。

秋や冬に海を訪れる人は少ないかもしれませんが、三ツ石海岸では色とりどりの海岸植物の花が咲いたり果実をつけたりしていて、観察するにはよい季節です。当日はイソギクやツワブキの黄色の花、テリハノイバラやトベラの赤い実などが見られました。また、アオサギが羽を休めている様子も観察できました。秋の海岸も自然の魅力がいっぱいで、みなさんにも楽しんでいただくことができました。
イソギクが見頃でした。
岩の上で休むアオサギ。
三ツ石海岸を目指して。ゴールまであと少し。

最後は、大西学芸員とディスカバーブルーの渡部より、今回歩いて観察したものを振り返り、森林と海のつながりやお林の魅力をレクチャーを行いました。これだけの規模の森林と海の自然が分断されずに残されている場所は、首都圏から近い場所ではなかなかありません。これまでの歴史や経緯があって真鶴町の人々に大切にされてきたからこそ体験できる貴重な自然の魅力を、今後もより多くの方にお伝えしていければと思います。

※今回のイベントは、文科省 公民館を中心とした地域活性化支援事業プログラム「海の自然を活かした地域振興~海を学び、海を活かした場づくり」事業の一環として、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施しました。


2014年11月6日木曜日

海のミュージアム「豊かな海の自然とその恵み〜ひもの作り体験とプランクトン観察〜」(11/1)

11月1日(土)は、「真鶴町 三ツ石海岸 海に親しむイベント 海のミュージアム『豊かな海の自然とその恵み~ひもの作り体験とプランクトン観察~』」を開催しました。

2つの漁港があり、新鮮なお魚を味わうことが出来る真鶴町ですが、干物も海の恵みを活かした真鶴町の特産の一つです。今回は、ひもの作りとプランクトン観察をセット行い、真鶴町の海の自然の恵みをお伝えしました。

午前中は、真鶴魚市場でひもの作りを体験して頂きました。真鶴町漁協の朝倉さんにご指導頂き、当日の朝に真鶴漁港で水揚げされた新鮮なカマスを捌きました。カマスは背中から包丁を入れて開く「背開き」という方法で捌きますが、開き方は魚の種類によって異なるそうです。朝倉さんのお話では、魚の捌き方の難易度は、カマスはレベル1、よく見かけるアジの干物でもレベル2とのことで、カマスは初心者向きなのだそうです。ちなみに捌くのが難しい魚はエボダイなどとのことでした。みなさんも慣れない作業だったと思いますが、朝倉さんに教わったり、ご家族で協力したりしながら、上手に捌いていました。




その後、血合いや内臓をきれいに水洗いし、塩水につけてから乾燥させました。このように塩水につけて乾燥させることによって、保存期間を延ばすだけでなく、旨味を増幅させ、食感や風味をより引き出すことができます。

捌いたカマスの胃袋を見てみると、3~5cm程度の小型のイワシ類やニシン類が入っていました。その形はほとんど原型のままをしていて、カマスがこのような小魚を丸呑みして餌をとっているということがわかりました。

ひものが乾くのを楽しみに待つ間に、みなさんでプランクトンをつかまえました。当日はあいにく雨が降っていたので傘をさしながら行いましたが、プランクトンを入れたペットボトルを見てみると、何となくもやっとしていたり、小さな小さな粒がぴょうんぴょん動いている様子が見えました。


お昼休憩をとったあとは、コミュニティ真鶴へ移動してプランクトンを観察しました。顕微鏡で観察する前に、つかまえたプラクトンを映写機を使って映し出して観察しました。11月になり徐々に水温も下がり始めるようになります。この頃、海のプランクトンは種類も数も減少する傾向がありますが、スクリーンには、ピョンピョンと動く動物プランクトンや、細長い植物プランクトンがたくさん流れている様子が映りました。

その後、みなさん各自で顕微鏡を使って観察して頂きました。夏に見られたクラゲやフジツボの幼生、ヤコウチュウなどは観察できず、海の中でも季節が移り変わっていることがわかりました。今回は、動物プランクトンのカイアシ類や植物プランクトンの珪藻のなかまが大変多く、特に珪藻はなかなか見られないような大型のものも観察できました。

実はこの植物プランクトンが太陽の光と水、陸からの栄養を利用して光合成を行い、海の生態系の生産者として重要な役割を果たしています。植物プランクトンは動物プランクトンに食べられ、その動物プランクトンはカマスの胃袋に入っていたイワシなどの小魚に食べられます。このように海の生物どうしはつながっていて、実際にはもっと複雑ですが、それぞれがバランスを保って生態系が成り立っています。私たちが美味しく食べるカマスも植物プランクトンを起点とした海の生態系が成り立っているからこそ受け取ることのできる大切な恵みです。完成後、お持ち帰りただいたカマスの干物は、そんなことを感じ、ご家族の食卓の話題にして頂きながら召し上がって頂けたのではないかなと思います。自分でつくったということはもちろん、海の自然の恵みとして考えるとよりいっそう美味しく感じられそうです。

※今回のイベントは、文科省 公民館を中心とした地域活性化支援事業プログラム「海の自然を活かした地域振興~海を学び、海を活かした場づくり」事業の一環として、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施しました。

2014年10月20日月曜日

真鶴町豊漁豊作祭 魚まつり プランクトン観察ブース出展(2014年10月19日)

10月19日(日)は、真鶴町で行われた「豊漁豊作祭 魚まつり」で、会場内で顕微鏡やプランクトンを用意して、来場されたみなさんにプランクトンを観察していただけるブースを出展しました。

当日は気持ちのよい秋晴れで、豊漁豊作祭にはたくさんの人々が訪れて大変にぎわっていました。

真鶴の特産品を中心に販売したり、ダンスなどの催し物もありましたが、真鶴漁協さんの鮮魚販売コーナー「魚まつり」では新鮮なお魚や真鶴の特産品のひものなどがずらりと並び、それを買いにくるお客さんがたくさんいらしていました。プランクトン観察ブースはその鮮魚販売コーナーの隣にテントを設置し、魚の餌になり、海の生態系を支えている小さな生物を来場者のみなさんに紹介しました。


会場内のいろんなイベントを楽しまれたお客さんも、「プランクトン」という聞き慣れない言葉や、お祭りではあまり見かけない顕微鏡に興味を持って頂けたようで、多くのみなさんにお立ち寄り頂くことが出来ました。また、以前町内の夏のプランクトン観察イベント等にご参加頂いた真鶴町の小学生が、観察用のプランクトンをつかまえるのを手伝ってくれたり、保護者の方々と一緒にプランクトンを観察に遊びに来てくれたりしました。

プランクトンを採取するのは、真鶴町の小学生が手伝ってくれました。
当日観察できたプランクトンは、真鶴港ではこれまでなかなか見る機会が少なかっためずらしい種類が多く、特に美しい形の放散虫のなかま(Aulosphaera科)や、オベリアクラゲクラゲなどはスタッフも夢中で観察してしまうほどでした。クラゲの傘が開いたり閉じたりする様子は動画で撮影しましたので、イベントなどの機会にみなさんにご覧頂ければと思います。
放散虫のなかま(Aulosphaera科)

オベリアクラゲ
※今回のブースの出展は、文科省 公民館を中心とした地域活性化支援事業プログラム「海の自然を活かした地域振興~海を学び、海を活かした場づくり」事業の一環として、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施し、真鶴町漁業協同組合様にご協力頂きました。

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