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神奈川, Japan
いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2014年6月30日月曜日

海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~ 湯河原町立東台福浦小学校3年生のみなさん(6/27)

Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校等を対象に出前授業を行っています。

6月27日は、東台福浦小学校3年生のみなさんに「海の授業」として、磯の生物観察をさせて頂きました。

学校近くの「舟付」という磯にでかけけて、観察にあたっての注意事項などをお話してから、みんなで生物を探しました。開始して間もなくすると、子どもたちの驚いた声があちらこちらから聞こえました。どうしたのかと見てみると、ひっくり返した石の下に、ナマコが何匹もいました。ナマコのなかまは見た目も大変不思議ですし、それを一度にたくさん見つけたらびっくりしてしまうはずです。もちろん、気味悪がってあまり触りたがらない子もいましたが、今回特に多かったのはテツイロナマコという種だということ、ナマコのなかまは、海底の砂を飲み込み、砂の上に積もったプランクトンなどの生物の死骸や、生物の排泄物などの有機物を食べ、きれいになった砂を体から出していて、海底をきれいにしてくれいているのだという説明をスタッフがすると、なんとなく親しみを感じてくれたようで、そっとなでたりしていました。


1時間ほど探すと、たくさんのウニやカニ、貝のなかまなど、さまざまな生物が見つかりました。家族で遊びに来たことがあるという子もいましたが、そのときよりもずっと多くの生物を見つけられたことに喜んでいました。見つけた生物は名前や特徴についてスタッフが解説しながら、観察しました。みんな質問したりしながら真剣に聞いていました。




教室に戻ってからは、磯の生物観察についての作文を書きました。どんな生物がいたか、どんなところで見つけたか、また観察会の感想を書いてもらいました。原稿用紙に3枚も4枚も書いている子もいて、生物のことや自分の暮らす地域の海について学び、そこからさまざまなことを感じたり考えたりしてくれたのだということがわかりました。自分たちの暮らす地域の自然は、とても身近で当たり前に感じてしまい、日常の生活でその価値に気づく機会は多くはありません。でも、今回のように実際に体験することで、本当に多くのことを子どもたちは学びとってくれるようです。



※「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」は、「2014年中央ろうきん助成プログラム」の支援を受けて実施しています。

2014年6月22日日曜日

神奈川シニア自然大学校のみなさん(2014年6月18日)

Discover Blueでは、より多くの皆様に海の生物や生態系について知って頂くためのイベントや観察会の指導をさせて頂いています。

6月18日(火)は、「神奈川自然シニア大学校」のみなさんの「ステップアップ講座」で、真鶴町三ツ石海岸までお越し頂き、海の生態系についてのレクチャーや、磯の生物観察の指導をさせて頂きました。

「神奈川自然シニア大学校」では、神奈川県内の森林や川、海などで生物や地層などを定期的に勉強されているそうですが、今回のステップアップ講座では、さらに自然について知識を深めようという熱心なみなさんがご参加されていました。
梅雨のしとしと雨の中、午前中のレクチャーは町立遠藤貝類博物館のレクチャースペースで行いました。ディスカバーブルーの水井がメインで講師をさせて頂き、一般的な海洋環境についての解説から始まり、相模湾や真鶴周辺の海洋環境や生息する生物をご紹介し、海の生態系について講義させて頂きました。

また、海の生態系の基礎となるプランクトンについては、採取済みの資料を顕微鏡で観察しました。陸上では、草や木が光合成をして生産者の役割を果たしていますが、海では、植物プランクトンがこのはたらきを担い、生態系を支えています。当日はこの植物プランクトンが大変多く、海の生態系にとって重要な生物である珪藻や渦鞭毛藻のなかまをたくさん観察して頂けました。




当日は午後から潮が引くので、三ツ石海岸へ磯観察に出ました。うれしいことに午前中の梅雨の雨が、みなさんがフィールドに出るのを見計らったように上がり、予定通り観察をすることができました。
植物に興味がある方も多かったので、渡部より真鶴半島の「お林」についても
説明させていただきました。
みなさんに生物をさがして頂きましたが、さすが、自然や生物を勉強されているみなさんは、子どもが飛びつくカニなどよりも、神奈川県の天然記念物であるウメボシイソギンチャクや岩に産みつけられた卵塊などに興味を持っている方が多いようでした。スタッフからの生物の詳しい解説も、みなさん知らなかったことがあるとうれしそうに驚いたり、たくさんメモをとっていらっしゃる様子が印象的でした。ぜひまた磯観察に出かけて頂いて、今日のお話を活用いただければと思います。


また、先日まではアメフラシの卵が多く見られましたが、もうイボニシの産卵がはじまっていました。継続して観察すると季節によるちがいなども発見することができますので、また三ツ石海岸にもいらしてください。


2014年6月20日金曜日

「海のミュージアム 磯の生物観察会/海の自然実感教室」(2014年6月14日)

6月14日(土)は、「真鶴町 三ツ石海岸 海に親しむイベント 海のミュージアム」を開催しました。


梅雨の最中というのに当日は晴れて、気持ちのよい青空のもとイベントを行うことができました。
午前中は「磯の生物観察会」を行いました。磯での生物の探し方のポイントなどを説明して、生物さがしがはじまります。三ツ石海岸の磯は、比較的平らで小さなお子様でも歩きやすい潮だまりもありますが、一方で大きめの石がごろごろした転石帯が広がる場所もあり、幼児から大人まで楽しんで頂けるフィールドになっているのも特徴です。
みなさんで1時間ほど探すと、60種ぐらいの生物が見つかりました。その見た目から「海そうめん」とも呼ばれる、黄色や橙色の細いひも状のものはアメフラシの卵ですが、アメフラシの産卵シーズンはそろそろ終わりを迎えます。観察できる時期もあとわずかかもしれません。


午後は「海の自然実感教室」を開催しました。磯の生物観察でも多くの生物が見られますが、海には他にもいろんな生物が暮らしています。標本による紹介や、スライドや写真による解説、さらにプランクトンを顕微鏡観察することで、海の多様な生物を知って頂き、魅力をお伝えするのが「海の自然実感教室」です。

今回は、シーズンの終盤をむかえたアメフラシの卵も実体顕微鏡を使って観察してみました。卵の中には、孵化する前のこどもたち(幼生)がくるくると特徴的な動きをしているのを見ることができました。このこどもたちは、孵化すると水中を漂うプランクトン(浮遊生物)として、大海原で生活するようになります。やがて成体(おとな)になって磯で出会うアメフラシになるのですが、プランクトンは小魚の大切な餌資源であり、ほとんどが食べられてしまうので、成体になるのはほんの一部だと考えられています。実は、磯で見つかる生物の多くは、このような生活を送っています。


海のミュージアムは、7月以降も開催します。詳細は近日中に、ディスカバーブルーのホームページやFacebookに掲載致しますので、ぜひご確認ください。
 ・ディスカバーブルーfacebook
 ・海のミュージアムfacebook
海岸植物のテリハノイバラも見頃です。ぜひお出かけ下さい。



※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。



2014年6月13日金曜日

海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~ 湯河原町立東台福浦小学校6年生のみなさん(2014年6月10日、6月12日)

Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校等を対象に出前授業を行っています。


6月10日と12日に、東台福浦小学校6年生のみなさんに「海の授業」をさせて頂きました。
東台福浦小学校では、毎年、5年生と6年生が地元の福浦漁協の漁師さんの協力で「漁船体験」を行い、漁船に乗って定置網見学しています。今回は、6年生の船にディスカバーブルーのスタッフも一緒に乗せて頂き、船の上でプランクトンを採集して、みなさんに顕微鏡観察をしてもらいました。

「漁船体験」をする前に、事前授業として6月10日に出前授業をしました。6年生のみなさんは、昨年も漁船に乗って、漁師さんからお話を聞きているということで、定置網のしくみや福浦沖でたくさんの魚がとれるということを教わっていました。また、私たちが食べる大きな魚はいわしなどの小魚を食べて大きくなるので、いわしがとても大切だということも勉強していました。

そこで事前授業では、「いわしは何を食べているのか」という海の食物連鎖のさらに下位の部分について考えてもらい、当日に観察するプランクトンの大切な役割についてお話しました。

また、福浦の海中のようすや相模湾の地形や海流などの海の環境について紹介し、福浦沖がどうしてよい漁場になるのかなどをお話しました。子どもたちは熱心に話を聞き、メモをとったり質問をたくさんしてくれたりしました。プランクトンの予習はもちろんですが、福浦の沖にはサンゴイソギンチャクが群れで生息している場所があることや、アメリカの調査船が明治のはじめに生物調査するほど多様な生物がいるということなど、身近な海についてのお話も喜んでもらえたようでした。




漁船体験の当日は、前日まで降り続いた梅雨の雨がタイミングよく上がり、海も比較的穏やかな状況に恵まれて、みんなの乗った漁船は無事に出航することができました。

船は福浦漁港を出て、少し沖にある定置網へ向かい、漁師さんが網を引き上げる姿を正面から見学することができました。網を引き上げると、ひっかかった魚がぴちぴち動きながら水揚げされていくのがわかりました。

定置網の引き上げが落ち着いたあと、こちらの船ではスタッフがプランクトンを採集するため、プランクトンネットを引き上げました。採集した試料がとても濃い色をしていて、プランクトンがたくさんいることが予想されました。みんなにいろんなプランクトンを観察してもらえそうです。



その後、船の上で、漁師さんからのお話を聞きました。マイワシ、ホウボウ、シイラにワラサにクロアナゴ、ネコザメなど、今日、定置網でとれた魚を実際に見せながら名前を教えてくれます。子どもたちだけでなく、私たちスタッフも漁師さんの楽しいお話にすっかり聞き入ってしまいました。

下船後、学校へもどり採取したプランクトンを顕微鏡で見てもらいました。実は、船に酔ってしまった子も何人かいて心配だったのですが、がんばって参加してくれて、しばらくするとみんな夢中で楽しんでくれていました。「これなんですか!?」「かわいい~」「これ、新種ですか!?」などなど、質問をしたり、感想を教えてくれたりしました。

今回は、船に乗って漁師さんの仕事を見て地元の産業を見学し、魚の種類を知ったり、プランクトンなどの生物や自然を勉強したりと、子どもたちみんなが海からたくさんのことを学び、さまざまなことを感じることができたのだろうと思います。これからも、いろんな海のことを知ってもらうサポートをさせて頂ければと思います。また一緒に勉強していきましょう。


※「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」は、「2013年中央ろうきん助成プログラム」の支援を受けて実施しています。

2014年6月2日月曜日

第3回 城ヶ島しまあそび。うみあそび。(2014年6月1日)

Discover Blueでは、より多くの皆様に海の生物や生態系について知って頂くためのイベントを開催しています。

6月1日(日)は、「城ヶ島しまあそび。うみあそび。」を開催しました。

三浦半島の先端の城ヶ島にある「つるや食堂」拠点に開催しているこのイベントも今回で三回目となりますが、お天気にも恵まれ、たくさんの方にご参加頂くことができました。


午前中は、「磯の生物観察会」で、つるや食堂から少し歩いたところにある磯で、生物を探して観察しました。ある程度の場所はスタッフから決めさせて頂きますが、あとはみなさんで「ここにいそうだな」というところそれぞれを探して頂きます。
潮だまりの中、岩の隙間、石の下など、みなさんの思い思いの場所をじーっと覗きこんだり、海藻をかき分けたりして観察していました。リピータの方もいらしゃって、前回生物を見つけた場所をもう一度見てみたり、石を裏返して下に隠れたり、裏側にくっついたりしている生物を上手に見つけている方もいました。



見つけた生物は、スタッフの解説をお聞き頂きながらみなさん一緒に観察してもらいました。カニやヤドカリのなかまはもちろん、ナマコやヒトデ、さまざまな貝やアメフラシなど、たくさんの種類の生物が見つかり、城ヶ島の海の自然の豊かさを実感することができました。

さまざまな生物が見つかりましたが、その中でも今回の人気者は「アオウミウシ」で、鮮やかな青色の体に黄色と白の模様が入った姿には、みなさんからも歓声が上がっていました。また、磯ではあまり見かけることはないのですが、海藻に産みつけられたイカのなかまの卵が波打ち際に打ち上がっているのを観察することができました。





お昼をはさんで午後からは、「プランクトン観察会」を行いました。そのほとんどが目では見えないほど小さく、「海」という言葉からはあまり連想されることは少ないプランクトンですが、実はとてもたくさんの海に生活していて、生態系を支える重要な役割をになっている大切な生物です。そのプランクトンをみなさんご自身でつかまえて頂き、自分でつかまえた生物を顕微鏡で観察して頂きました。

港の岸壁から海を覗くと何もいないように見えるのですが、プランクトンネットを使って集めた海水をペットボトルに入れてよく見ると、たくさんの小さな生物が入っているのが確認できました。それを見た子どもたちも「何かいるー!」と大喜びで、顕微鏡での観察が待ち遠しい様子でした。


ペットボトルの「Myプランクトン」をつるや食堂に持ち帰り、まずは、投影機でスクリーンに映してプランクトンの動く様子を観察してみました。映し出された小さなプランクトンの影がぴょこぴょこ動いたり、くるくる回ったりしているの見ることができました。
それから、顕微鏡を使って観察しました。先ほどの動き回る影の正体に、子どもはもちろん、もお父さんお母さんも夢中です。子どもたちは初めて体験する「顕微鏡を使って観察する」ということ自体がうれしいようで、紙に何かを書きながら(大人には何を書いているのかはわかりませんでしたが)、まるで小さな研究者になったようなそんな気分も楽しんでもらえたかなと思います。



このイベントは、城ヶ島の先端にある「つるや食堂」を拠点に活動されている株式会社ミライカナイ様との共催で行いました。次回も開催予定です。詳細決まり次第、ホームページ等にてお知らせしますので、ぜひご参加下さい。
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