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神奈川, Japan
いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2014年9月26日金曜日

海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~ 横浜国立大学附属鎌倉小学校2年生のみなさん

Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校等を対象に出前授業を行っています。

9月23日は、横浜国立大学附属鎌倉小学校2年生のみなさんと一緒に「海の授業」として海の生物観察を行いました。
観察場所の鎌倉の材木座海岸は、砂浜が続く海岸で、夏の海水浴シーズンはもちろんのこと、冬でもサーフィンなどのマリンスポーツが盛んで一年中賑わっている人気の海岸です。その材木座海岸の東端にある「和賀江島」は、鎌倉時代に石を積み上げて作られた古い港の跡で、現在では満潮時には海に沈んでしまいますが、干潮になるとその石積みが姿を現し、それが生物にとってよいすみかとなり、磯で見られるさまざまな生物を観察することができます。
当日、材木座海岸に集まった鎌倉小学校の2年生3クラスのみなさんは元気いっぱいでした。学校の近くの海ですが、みんなで海にでかけるということだけでもワクワクしている様子でした。
はじめにスタッフから挨拶をするとまたまた元気よく「おはようございます!」と返してくれました。その後、生物の探し方を説明したり、危険な生物など注意事項についてお話ししてから、みんなで生物をさがしてもらいました。真っ先に波打ち際に駆け出して行く子、砂浜で穴を掘ったり、打ち上がった漂着物を集めたりする子など、みんなそれぞれの方法で楽しんでいました。
江ノ島も見えて景色もすてきです。
みんな元気いっぱい!
1時間くらいで、たくさんの生物が見つかりました。みんなで観察するために、見つけた生物を持ってきてもらうと、さまざまな種類の生物がいて、一生懸命探してくれたのだということがよくわかりました。
生物をみんなで観察しながら、スタッフがひとつひとつ解説しました。今回は和賀江島の転石の多い環境と、それ以外の砂浜の環境どちらも観察することができたので、例えば、カニのなかまでは、磯などで多く見られるイソガニやヒライソガニなどと、砂地に棲むガザミのなかまなどというように、多様な生物の種類を見てもらうことができました。
ガザミのなかまも、ヒライソガニもいろんな種類が見つかりました。
また、イカやアメフラシなどの軟体動物も見つかって子供たちも大喜びでした。特にアメフラシなどは、春から夏前までに多く見られる生物なので、私たちスタッフもびっくりしてしまいしました。なぜこの時期にいたのか、はっきりとした原因はわかりませんが、このような驚きや発見があるのは、自然観察の楽しさです。そんなところも、子供たちには感じてもらうことができたようで、「今度、また来たい!」「家族で来たい。お父さんに教えるんだ!」と話してくれる子もいました。海で遊んで海の自然を好きになると、家族に教えたり大切にしようとするようになります。海の授業では、子供たちにそんな気持ちが芽生え、育てる機会を提供していければと思います。 
季節外れのアメフラシにみんなびっくり!
「これはなんていう名前なの??」質問もたくさんしてくれました。
※この事業は、「2014年中央ろうきん助成プログラム」の支援を受けて実施しています。

2014年9月23日火曜日

真鶴町役場職員向け研修「海を活かしたまちづくり研修会〜磯の生物観察in三ツ石海岸〜」(2014年9月22日)

9月22日は、真鶴町役場の職員の皆さまを対象に「海を活かしたまちづくり研修会」を実施しました。真鶴町のすばらしい海の自然を町役場のみなさん自身で体験して知っていただくため、「海のミュージアム」など一般のお客さまに向けのイベントでも人気の磯の生物観察会を三ツ石海岸で行いました。
お仕事中なので、ワイシャツでのご参加の方も。お忙しいところありがとうございます。
参加された職員のみなさんの中には、真鶴町出身で海でよく遊んだという方も、町外から通勤されていて実は磯へ来たのは初めてという方もいらっしゃいましたが、歩きにくい岩場や、石の下などを厳しい残暑の中、一生懸命汗だくで生物を探していただきました。大きなナマコを発見して驚きの悲鳴が上がったり、いつの間にか、バケツにさまざまな生物をつかまえていて嬉しそうだったりと、まるで子供のように純粋に楽しんでいただけたようでした。自然の中での生物との出会いは、子供も大人も、お仕事だろうとプライベートだろうと関係なく楽しめるのだと思いました。
みなさんだんだんと波打ち際に。飛沫がかかるのも楽しいですね。

みなさんが見つけた生物は、一度集合して観察してみました。各自で見つけていただくと自分で発見した喜びがありますが、それらを全体で見てみるとたくさんの生物がいることが改めてわかって、より一層の驚きや楽しさがあります。「自分の町の海のこんな近くに、こんなに生物がいるとは知らなかった!」との感想もいただきました。
生物については、一般向けイベント「海のミュージアム」などで参加者のみなさんが特にどんなところに興味を持ったり、何を魅力に感じて真鶴の海へお越しいただいているのかを中心にお話ししました。
イベントで人気の生物の生態などについて説明。

みなさんが見つけた生物。生物が苦手と言っていた職員さんも大活躍。

最後に、博物館のレクチャースペースで、一般向けイベントなどの活動実績などをスタッフからお話しした後、参加者のみなさんから感想や意見をいただき、海の自然が町の観光や産業の大きな資源であること、より活かすためにはどうすべきなのかなどもお話しすることができました。今回の体験を通し魅力を実感できたとのことで、これを来町者の増加や定住のきっかけになるのではという意見もいただきました。私たちもスタッフも、より多くの皆さまへ真鶴の海の自然の魅力をお伝えしていく努力を続けたいと思います。

※今回のイベントは、文部科学省 公民館を中心とした社会教育支援事業の一環ととして、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが企画・実施しました。

2014年9月22日月曜日

「真鶴自然こどもクラブ まなづるミニ水族館をつくろう」(2014年9月21日)

9月21日は、真鶴町内の児童対象イベント「真鶴自然こどもクラブ」で「まなづるミニ水族館をつくろう!」を行いました。

このイベントでは、町内の子どもたちが海の生物を自分たちでつかまえて、水槽に入れて展示し、水族館を作ります。
集まったみんなで自己紹介をしてからグループ分けをして、どんな水族館にしたいのかグループごとに考えてもらいました。
水槽どうする〜?うーん・・・考え中。
水槽の計画を立てた後、三ツ石海岸へ移動して生物探しをしました。真鶴町の子どもたちは海の学校といって、毎年、学校の授業で磯の生物観察を行っているのもあり、生物を探すのが上手です。潮だまりや石の下などで、どんどん生物を見つけて行きました。また、今回は保護者のみなさんにも大人グループとして、水槽づくりに参加していただきました。保護者のみなさんも、夢中で生物探しを楽しんでいらっしゃいました。

わなを仕掛け中。どんな生物が入るかな。

生物探しの後は、三ツ石海岸でお昼ご飯を食べひと休み。外でみんなで食べるお弁当は最高でした。

午後は、水槽づくりです。水槽に入れる前に、どんな生物をつかまえたのか、みんなに同定してもらいました。この作業がなかなか難しいようでしたが、図鑑で調べて種名をメモしてもらい、最後にスタッフが確認しました。「あ、これ知ってる!海の学校でいたよ!」などの声も聞こえて、海の学校での経験もばっちり役に立てている子もいました。
大人チームもみなさん大活躍されていました。楽しんでいただけたようです。

生物の名前が全部わかったら、水槽に入れていきます。水槽は生物が生活しやすい環境になるよう考えて作ってもらいました。石を入れたり、海藻を入れたり、なかなか雰囲気が出ています。
完成した水槽について、グループごとに水槽のタイトルやテーマ、展示している生物や見どころなどを発表してもらいました。どのグループも工夫があり、各水槽に魅力たくさんの楽しい水族館になりました。
水槽のテーマなどについて発表してもらいました。
展示用の説明看板もばっちり。
 こうして、待ちに待った「まなづるミニ水族館」がオープンし、みんな自由に水族館を楽しみました。友達の作った水槽の中の小魚が気になって覗き込んだり、自分のつくった水槽のカニをじーっと観察し続けたりしていました。水槽にすると、つかまえるときとは違って、じっくり生物を見ることができ、たくさんのことに気がつきます。
また、どんな環境だと生物が過ごしやすいかを考えて水槽を作ることは、その生物がどんな環境にいたかを観察することになるので、とても大切なことです。じっと観察しているうちに、「もっと石を入れて隠れる場所を作ろう」と改良し始める子もいました。


また、最後は三ツ石海岸に観光で訪れた方々にもお立ち寄り頂きました。質問を受けたりすると、子どもたちは少し照れながらも一生懸命、生物の説明や水槽の見どころを紹介し、お客さんから「すごいね。」などと感想をもらってとても嬉しそうにしていました。地域の子どもたちが地域の自然を観光客のみなさんに伝えている姿に、保護者のみなさんもスタッフもうれしくなりました。きっと、自分たちの町の海の自然が素晴らしいんだということをより強く感じられたのではないかと思います。
三ツ石海岸に観光などでいらした方も「まなづるミニ水族館」へ来てくださいました。

暑い日の1日のプログラムだったので、片付けをする頃には子どもたちも少し疲れた様子でしたが、最後までよく頑張ってくれました。素敵な「まなづるミニ水族館」大成功でした!



※今回のイベントは、文部科学省 公民館を中心とした社会教育支援事業の一環ととして、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーが実施しました。

2014年9月11日木曜日

海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~ 湯河原町立東台福浦小学校6年生のみなさん(2014年9月10日)

Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校等を対象に出前授業を行っています。

9月10日は、湯河原町立東台福浦小学校6年生のみなさんに「海の授業」で磯の生物観察と室内でのレクチャーを行いました。
東台福浦小学校の近くには吉浜海岸や福浦漁港など海に親しむ場所が多くありますが、生物観察ができる磯もあって、海で遊ぶ機会も多いのか、詳しい子供もたくさんいます。これまで、3、4年生が同じ磯で生物観察をしてきましたが、今回の6年生は少しレベルアップをして、理科の授業で習ったダンゴムシなどの「陸上の分解者」から発展して、「海の分解者」についても勉強しようという目的で取り組みました。
前々日に通過した台風の影響で、海はうねりがだいぶ残っていたため、残念ながら磯観察は難しく、近くの潮だまりを少し覗いて生物を探すくらいしかできなかったのですが、思った以上にいろいろな種類が見つかりました。見つかった生物をスタッフが解説すると、さすが6年生は、生物解説も熱心に集中して聞いていました。

潮だまりを少し探すだけで、ナマコやカニなどが見つかりました。
生物解説の様子。みんな真剣に聞いています!!

実際に自分たちの近くの海の潮だまりを観察してもらって、どんな生物がいるのかを子供達の手で探して観察してもらった後は、教室にもどり、潮だまりでは見られなかった生物をスライドで写真や動画などで紹介しました。
子供達の知っている生物、はじめて見た生物など写真が映る度に歓声が上がっていましたが、それら海の生物にも食物連鎖があり、生産者、消費者、分解者がいることをお話ししました。海では、光合成を行う植物プランクトンが生産者、それを食べる動物プランクトン(二次生産者ともいう)や小魚、さらに大きな魚などが消費者になります。ダンゴムシなどの分解者と同じような役割を海で担っている代表的な生物は、ナマコやクモヒトデなどの生物です。これらの生物は海底に堆積した有機物を食べることから「堆積物食者」とも呼ばれています。また、ダンゴムシと役割も形体も似ているグソクムシを標本でも観察してもらいました。ダンゴムシを何十倍にもしたような見た目に、「きもちわるい~」などの感想もありましたが、なかなか見られない貴重な標本に感激している子もいました。

グソクムシの標本。

2014年9月7日日曜日

海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~ 早川スクールコミュニテイのみなさん(2014年9月7日)

Discover Blueでは、「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」として、神奈川県内の小学校や子ども会等を対象に出前授業を行っています。

9月7日は、小田原市の早川スクールコミュニティのみなさんに「海の授業」として、夜のプラクトン観察会をさせて頂きました。

夜の7時に地域の公民館に集合して、プランクトンについてのお話や、プランクトンのつかまえ方を説明した後、早川港へ移動してプランクトンをつかまえました。
ひとりひとり、自分でプランクトンをつかまえてペットボトルに保存しますが、慣れない作業を暗い夜の港で行うので、子供たちにとっては不安だったり、緊張したりするようでした。そんな中でも保護者の方々から「がんばれ!」「その調子、その調子」などと声援をもらって、一生懸命に取り組んでいました。
早川スクールコミュニティのみなさんとの夜のプランクトン観察会は以前から行っているのですが、小学生のときから続けて参加してくれていて、今年は中学生になったベテランの子などは、今回初参加の子にアドバイスしてくれたりしていて、スタッフもなんだか嬉しく感じました。



つかまえたプランクトンは、公民館に持ち帰って観察しました。ペットボトルを揺らすなどして刺激を与えると青白く光る様子がおもしろいヤコウチュウは、今回は数が少なかったようで、あまり確認できませんでしたが、さまざまな種類の動物プランクトンを観察することができました。
顕微鏡での観察がはじまると、はじめはうまくピントを合わせられない子もスタッフが少しアドバイスするだけで上手に観察できるようになりました。しばらくすると、「これなに??」「これは?これは?」「すごいのいたー!!見て!!」と質問したり、変わった種類のプランクトンを知らせてくれたりと、大変賑やかな観察会でした。
自分の住む地域の身近な港も、ちょっと観察してみると、こんなに小さな不思議な生物がいて楽しむことができ、すばらしい資源なんだということを改めて感じます。今回の体験をきっかけに、地域の海の自然にもどんどん興味を持っていってほしいなと思います。

※「海の授業 ~地域の海の自然を知る授業~」は、「2014年中央ろうきん助成プログラム」の支援を受けて実施しています。
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