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神奈川, Japan
いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2016年2月29日月曜日

「真鶴自然こどもクラブ 『岩海岸をたんけんしよう!』」(2016年2月21日(日))

2月21日に、真鶴町内の子どもたちを対象に「真鶴自然こどもクラブ 『岩海岸をたんけんしよう!』」を開催しました。
この企画は1月の冬休みに開催した「まなづる港の今とむかしをたんけんしよう!」に引き続き、江戸時代の古地図や大正・昭和時代の写真などを手掛かりに、町内の大地の成り立ちや自然、そこに暮らす人々の文化や産業を調べたり、現在までの移り変わりをたどってみたりしました。

今回は、昔の地図や写真のほかに、自然や文化などに関するみどころを示すヒントを書いたカードを7枚用意し、それを手掛かりに子どもたち自身で町内を探検してもらいました。
探検のスタートは横浜国立大学の臨海環境センター。はじめに、岩の町の地形の成り立ちや歴史や文化などのお話をしました。少し難しい内容もありましたが、無事ゴールに辿り着くための大切なお話を真剣に聞いていました。

はじめに回ったのは、謡坂(うたいざか)という場所。石橋山の合戦に敗れた源頼朝が、敵から逃げ切れたことを喜んで通った坂道とされています。真鶴町内には、この他にも頼朝に関連する場所がいくつもあります。

謡坂は、真鶴駅から岩海岸へ向かう途中にあります。
みんなよく通る場所だけど、知らなかったことも勉強できました。
岩海岸では、生物も探しました。港の中は波が穏やかなことや、岸壁が生物にちょうど良い生活場所になっていて、さまざまな生物を観察することができます。子どもたちは、この港はいつ頃できたのか、どのように作られたのか、港が作られる前はなんだったのか・・・さまざまな謎を解明しようと一生懸命がんばりました。
岩漁港では岸壁にアカフジツボが落ちていました。
漁師さんの網や浮きから剥がれたものでしょう。

昭和のはじめに撮影された写真を見て、それと同じ場所を探しました。
変わってしまったことも多いけど、防波堤は当日同じでびっくり!
岩地区は、本小松溶岩と岩溶岩という異なる溶岩帯の間の低地に集落ができました。兒子神社や如来寺跡をはじめ、歴史や文化などの見所もたくさんあり、「箱根ジオパークに」地区全体として指定され、ダイナミックな自然の魅力とそこに生活する人々の文化を体感することができます。
兒子神社の鳥居の裏に刻まれた古い文字から建立された年が分かりました。


兒子神社。毎年7月行われる例大祭は「けんかまつり」と呼ばれます。
ミッションカードのヒントから、次の目的地を探しています。
実相院跡の烏天狗。
「こんな場所があったのか〜!」
如来寺跡。火砕丘の赤い洞窟の中の閻魔大王は迫力がありました。

7つのカードの謎を、子どもたちは見事にクリアし、無事ゴールの岩海岸へたどり着くことができました。海辺に神社に町並みと、よく知っている場所から、保護者の方も訪れたことがないところまで、自分たちの住む町には、「いいところ」がたくさんあるということを体験を通して知ってもらえたのではないかと思います。


※本イベントは、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の助成により、真鶴町内の児童・生徒を対象に真鶴町からディスカバーブルーが受託を受けて実施しました。

「海の自然を活かした観光促進のためのワークショップ」(2016年2月5日(金)、23日(火)、24日(水))

真鶴町には自然豊かでたくさんの生物が生息するすばらしい海があり、磯の生物観察会などには多くのみなさんに参加していただいていますが、町内には神奈川県の天然記念物に指定されている照葉樹林「お林」や、小田原市らとともに認定されている「箱根ジオパーク」のジオサイトでは、火山活動によりできた地形やその上に成り立つ自然や文化を体感するができます。
今回は、町内のみなさん、特に観光業や地域の産業に携わっている方々を対象に、真鶴町内の自然の魅力を改めて知っていただき、現状の取り組みや今後の活用方法などについて情報を交換するワークショップを開催しました。

ワークショップでは、真鶴の海の魅力を改めてディスカバーブルーからご紹介するとともに、照葉樹林「お林」やジオパークについては、真鶴町役場の担当課(企画調整課、産業観光課)の職員の方々にご協力いただき、町内の自然を中心とした地域資源について詳しくお話いただきました。
ワークショップの締めくくりは、情報交換会を行い、町役場、博物館、NPOと地域の観光や産業に携わる方々それぞれの立場の方々の意見や情報が交わされており、日頃みなさんが感じていることや関心のあることなど、スタッフの方でも教えていただくことが多くありました。また、様々な立場のみなさんにご参加いただいたことで、新しいつながりができ、今後の連携した取り組みが増えていくきっかけとしていければと思います。
ご参加いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
第1回ワークショップ(2月5日 真鶴町商工会青年部)

第2回ワークショップ(2月23日 町内事業者向け)

第3回ワークショップ(2月24日 町内事業者向け)

※本イベントは、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の助成により、真鶴町からディスカバーブルーが受託を受けて実施しました。

2016年2月18日木曜日

海のミュージアム「冬のお林ネイチャーウォーク」(2016年2月14日)

2月14日(日)は、「真鶴町三ツ石海岸海に親しむイベント 海のミュージアム『冬のお林ネイチャーウォーク』」を開催しました。

当日の朝は雨、風がとても強く、午後には回復するというものの、大変荒れたお天気となってしまい、予定を変更して、午前中は室内でのプログラムとさせていただきました。

今回は、神奈川県立生命の星・地球博物館の大西学芸員に講師としてお越しいただきました。大西学芸員は植物分類学がご専門で、これまでもお林の観察会や調査にご協力いただいています。当日も午前中は、大西学芸員から専門的なお話をじっくり伺うことができました。
お林の植物を写真で解説して頂いたり、強風で落ちた枝葉を観察したりしました。
葉、一枚ですが、「どの部分をどう見るか」という専門的な観察の視点を教えていただくと、それぞれの種類で特徴があり、興味が深まりました。
お林の植物を写真パネルで解説。

当日の強風で落ちてしまった葉を使って観察ワークショップ。
葉のどこを見ると、それぞれの種類の特徴を区別できるのか、
大西学芸員がレクチャーしてくださいました。

クスノキのダニ室。クスノキと共生するそうです。
ダニ室を顕微鏡で観察。ダニは見えませんでした。

お昼を過ぎてしばらくすると、真鶴半島の先端もようやく風が収まって青空が広がったので、屋外へ出て実際にお林の植物を観察することができました。
雨が降るのは困るのですが、雨上がりのお林ではクスノキをはじめ、木々の放つ香りがより一層濃くなり、深呼吸したくなります。


 参加者のみなさんも、午前中のレクチャーでより興味や知識が深まり、短い時間ではありましたが、植物を歩きながらの観察を楽しんでいただけたようでした。
四季折々で見所がありますが、冬の時期でも森林浴で緑を楽しめるのは、お林が照葉樹林だからです。柔らかい木漏れ日を浴びながら歩くと、今はアオキの鮮やかな赤い実がとてもきれいですので、ぜひ遊びにいらしていただければと思います。
クスノキと大西学芸員。
すてきな解説ありがとうございました。
赤く色づくアオキの実。冬のみどころのひとつ。


※本イベントは、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の助成により、真鶴町からディスカバーブルーが受託し実施しました。

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