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真鶴自然子どもクラブ「横浜国立大学実習船体験乗船 海の研究1日体験」 2017年11月26日(日)

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ディスカバーブルーでは、真鶴町立遠藤貝類博物館とともに、真鶴町内小、中学生向けに「真鶴自然子どもクラブ」を行っています。 2017年11月26日(日)は、「横浜国立大学実習船体験乗船 海の研究1日体験」として、大学の実習船に乗って真鶴沖へ出て、サンプルの採集と観察を体験してもらいました。 船の上では、透明度の測定と、表層から水深30mまでの10mごとの採水と水温測定、プランクトンの採集を行いました。風が強かったので表層に波が立ち、船酔いなどが心配されましたが、潮風や波しぶきを受けて気持ちよさそうに乗船していました。さすが、元気いっぱいの真鶴の子どもたちです。 透明度測定。水深何mまで測定盤が見えるかな? 水深30mまでの海水を採取中。 採取した海水の温度を測っています。 真鶴沖でとれたプランクトン。色がつくほど大量! いつも見慣れた景色も海の上から見るとわくわくします。 船からもどってお昼ご飯を食べたあとは、横浜国立大学臨海環境センターで、採ってきたサンプルの観察を行いました。 まずは、海水塩分を塩分計で測りました。塩分は水温とともに、海洋環境のデータとして重要です。数値としては大きな差はなかったけれど、各水深の海水をみんなで少しずつ味見もしてみました。 「しょっぱい!」「こんなに辛いっけ!?」「おいしい」「こっちの方がしょっぱい!」 みんなそれぞれの感想が飛び交っていました。 塩分測定中。細かい目盛りを読んでくれています。 その後、沖で採ったプランクトンの観察をしました。プランクトンの専門家 下出先生(横浜国立大学大学院 准教授)に特別授業をしてもらい、大学生が使うのと同じ研究用の顕微鏡で観察をします。真鶴町では、夏休みにもプランクトンの観察会をしているのですが、そのときは港内で採集しています。今回は、季節も採集場所も水深もことなるので、見られる種類も異なり、みんなもそれに気がついていました。よく観察していることに感心してしまいました。 下出先生の特別授業。みんな大学生みたい! 植物プランクトン 珪藻類が大増殖していました。 「真鶴自然子どもクラブ」では、真鶴町の海や自然の中で子どもたちが楽しみながら学ぶイベントを開催しています。

海の生物観察コーナー(豊漁豊作祭 真鶴龍宮祭) 2017年11月11日(土)〜12日(日)

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  2017年11月11日(土)~12日(日)の2日間、真鶴町で行われた「豊漁豊作祭 真鶴龍宮祭」にて「海の生物観察コーナー」を出展しました。 真鶴龍宮祭は、今年一年の海の恵み感謝し、また来年の海上安全と豊漁を願うお祭りで、昔から漁業と船で石を運搬してきた石材業の町ならではの伝統行事で、海で亡くなった方や魚介類などを供養する行事が執り行われます。 1日目は強風で前日にテントが飛ばされるなど、開催・運営スタッフの皆さまはじめ、大変な中での開催となりましたが、会場ではその他、豊漁豊作市として漁協の鮮魚販売をはじめ、農産物の販売、海にふれあうイベントとして船やヨットの体験乗船、よさこい踊りなどが行われました。 ディスカバーブルーと町立遠藤貝類博物館では、真鶴の海の生物や標本の展示を行い、来場された方々に、真鶴の海の自然の豊かさや生物のおもしろさをご紹介しました。 町外海岸や、港で採集した生物の生体展示にはとても多くの方が立ち寄ってくださいました。安全な生物については、やさしく触れていただけるようにし、まなづる町内の子だけでなく、町外の子どもたちにも大人気でした。また、ガンガゼなど危険な生物についても紹介し、海遊びをより楽しんでいただけるようなお話もさせていただきました。 ガンガゼ。毒の棘を持っています。 ミニタッチプールはお子様に人気でした。 プランクトンの観察も展示しましたが、お祭り会場での顕微鏡という変わった展示に興味を持っていただいたり、特に大人の方には扱うのは学生以来ということで、お楽しみいただけたようでした。 お祭りで顕微鏡を見る機会は少ないかもしれません。 また、貝やヒトデ・ウニ殻などの海岸漂着物や地元の漁師さんからご提供いただいた感想標本なども自由に触ったり、生物顕微鏡で拡大して観察していただきました。知ってはいるけど、見たり触れたりするのは初めてだという方や、子どものころはよく集めて遊んだという地元の方などからもお話を伺うことができました。 ムラサキウニを拡大した様子。 本当に多くの方にご来場いただき、海の自然や生物についてお話ししたり、教えていただいたり、楽しいイベントとなりました。どうもありがとうございました。

海を活かしたまちづくり研修会「横浜国立大学実習船体験乗船」 2017年11月10日

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2017年11月10日(金)に、真鶴町役場職員研修として「海を活かしたまちづくり研修会 横浜国立大学実習船体験乗船」を行いました。 真鶴町には、横浜国立大学の海洋研究の拠点として、大学院環境情報研究院附属 臨海環境センターがあり、その施設を利用して、横浜国立大学の学生や研究者はもちろんのこと、他大学や研究機関も多く訪れ、真鶴町で調査研究を行っています。 今回は、真鶴町役場職員の皆様に、臨海環境センターの見学やその利用状況を知っていただくとともに、大学の調査実習船の体験乗船と作業を体験していただきました。 箱根の山と真鶴の町並みをバックに。船酔いされる方も一人もいらっしゃらずよかったです。 講師として、横浜国立大学 下出准教授に多大なご協力をいただき、研修前半で、実習船の体験乗船と海洋調査を行いました。真鶴港から水深200mの沖合まで航行しました。海況も穏やかだったので、箱根の山からつづく傾斜地に民家の並ぶ美しい真鶴町の町並みや、三ツ石の横からのアングルでの眺めも楽しむことができました。 下出准教授 操船から講義まで多大なご協力をいただきました。   調査は、水深0m、10m、50m、100mの各層から採水し、水温測定と、0-100mでのプランクトン採集を行いました。 水深100mから採水した海水の水温を計測中。 0-100mで採取したプランクトンサンプル。   その後、臨海環境センターに戻って、採水海水の塩分の測定や、プランクトンの観察を行いました。プランクトンは、環境によって出現種が異なるので、過去の職員向け研修や、町内子ども向けで、港の岸壁から採集したものを観察したことがある職員の方々からはその違いにも興味を持っていただけたようでした。 プランクトンの観察。   観察後は、下出先生より、センターの変革や利用状況と、相模湾や真鶴周辺海域の海の特徴や研究内容について講義いただきました。 下出先生による講義。 採取したプランクトン。   最後は、ワークショップをしていただきました。今回の体験を活かして町の振興への利用を考えることをテーマに2グループでディスカッションしていただきました。短い時間でしたが、ぜひ実現させていきたいナイスアイディアが生まれてきていて、スタッフ側もワ

海のミュージアム『ひものづくり体験とプランクトン観察』 2017年10月28日(土)

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2017年10月28日(土)は、海のミュージアム『ひものづくり体験とプランクトン観察』を開催しました。 午前中は、真鶴町漁協の職員のみなさんにお魚のさばき方を教わりました。 あいにくのお天気だったためひものとして十分な程度に乾燥させるのが難しかったため、ご家庭で調理することを考え、通常のひものではなく、開き方はフライなどでも召しあがれるような方法を教えてくださいました。   今回さばいたのはカマスです。身を開いて内臓を出して背骨をとりました。きれいに洗い、塩水にくぐらせ、乾燥させる一歩手前までの工程を体験していただきました。 冷水できれいに洗います!冷たいけどがんばったね。 カマスのひらき完成   一人5匹のカマスをさばいていただきましたが、回数を重ねるごとにみなさんの腕前もレベルアップし、漁協職員さんからも「なかなかうまいね!」と褒められるほどでした! 漁協職員さんのプロの技!真鶴の美しい街並みが透けて見えるほど!   その後は真鶴港でプランクトンを採集しました。 お持ちいただいたペットボトルにつかまえたプランクトンを入れて、目を凝らして見てみると、単なる透明な海水ではなく、何かちいさなものが入っていて、動く様子もわかりました。 お昼はみなさんそれぞれにとっていただきました。真鶴グルメを楽しむ方も、海を見ながらお弁当を食べている方もいらっしゃったようでした。 漁港から観光協会へ移動中にトラノオガニが打ち上がっていました。 午後は、真鶴町観光協会へ移動して、真鶴での漁業や魚を美味しく食べるための「ひもの」という食文化についてのお話をさせていただいてから、みなさんがつかまえたプランクトンを観察しました。 このプランクトンは、海の生物たちにとってとても重要な役割を果たしています。小魚など多くの生物の餌となっているのが動物プランクトン、その動物プランクトンは植物プランクトンを食べています。 先ほどカマスをさばいたときに、胃袋には小型のイワシの仲間が入っていました。このイワシのような小型の魚は、カイアシ類などの動物プランクトンを食べています。また、カマスも幼魚だったときには、動物プランクトンを餌としています。 目にも見えないし、あまり知られ

海のミュージアム『「磯歩き」×「食」でたのしむ海の自然の恵み体験ツアー』 2017年10月22日(日)

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2017年10月22日(日)は、海のミュージアム『「磯歩き」×「食」でたのしむ海の自然の恵み体験ツアー』として、「食」という私たちの毎日に欠かせない体験から、海の自然や生物への興味を深め、親しみむイベントを開催しました。 予定では、午前中に真鶴町内の磯で生物を観察して、地域のみなさんに親しまれてきた磯の貝などを探して、海辺の地域の食文化を学ぶことになっていましたが、当日は台風接近の影響で野外での活動を中止し、室内でのプログラムのみ実施させていただきました。 はじめに、水揚げされてもあまり流通しない「未利用魚」など現在の水産資源について考え、その魚を観察したり、生態を解説しました。 流通しないのには、それぞれ理由があります。体の一部に毒があって扱いが難しかったり、可食部が少なかったり、独特の臭みがあったりすると、売れにくくなり、市場に出なくなってしまいます。 今回はアカエイ、ハコフグ、アイゴ、ヒメジ、オキゴンベを観察することができました。 その中で、ハコフグ以外のお魚と、ムラサキイガイやイソスジエビなどを調理して試食を楽しみました。 参加の子どもたちは、スーパーや魚やさんでは見かけないお魚に少し驚いている様子でしたが、下ごしらえをすすんで手伝ってくれていました。 少し手間がかかり、破棄する部分が多いかもしれませんが、できあがったお料理はどれも臭みなどもなく、予想以上においしくいただくことができました。 処理方法を簡単に工夫したり、レシピが浸透していくと、もしかして人気のお魚になっていくかもしれません。   自分たちで生物をさがしたり、お魚をよく知ってさばいて食べたものを美味しいと感じ流体験と通して、「食」を通した海の恵みは私たちにとって海はとても身近で大切なものだということを改めて実感することができました。 味見してみました。ちょっと不安、でもおいしかったね。 お料理完成! アカエイのからあげ 今回、調理に際しては 料理家/フードコーディネーター 蓮池陽子さんにアドバイスいただきました。お魚の提供は、真鶴町漁協、(有)ロッキーマリンにご協力いただきました。ありがとうございました。 次回1月に真鶴半島「お林」でのイベントを企画中です。

「真鶴自然こどもクラブ 『まなづるミニ水族館をつくろう!』」(2017年9月24日(日))

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9月24日に、真鶴町内の子どもたちを対象に「真鶴自然こどもクラブ 『まなづるミニ水族館をつくろう!』」を開催しました。 三ツ石海岸で町内の子どもたちが生物を探して水槽に展示し、水族館をつくるプログラムは、生物をつかまえるしかけづくりからスタートしました。 カニや貝、ナマコなどは手に軍手をはめれば、子どもでもいろいろな種類をつかまえられますが、水族館には魚のなかまも展示できればより賑やかになります。魚は泳ぐのも早く、網を使っても難しいので、今回はペットボトルを利用したしかけをつくりました。 しかけができあがったところで、みんなで三ツ石海岸へ行きました。午前中は曇り空で、この季節にしては少し寒いお天気でしたが、さすが、真鶴の子どもたちは元気いっぱいに潮だまりに入って気持ち良さそうでした。 作ったしかけを仕掛ける場所を考えたり、自分たちでカニやナマコもさがしてつかまえたりしました。 午前中いっぱい、生物さがしてつかまえたあとは、みんなで海岸でお弁当を食べました。 午後からは、水族館づくりにとりかかりました。自分でつかまえた生物をそれぞれ水槽に入れます。水槽の中には砂のほかに、石や海藻なども、生物がかくれたりできるように、また見た目もきれいになるよう考えたりしてそれぞれ工夫してもらいました。 水槽にはラベルもつくりました。 水槽のタイトルを考えたり、展示している生物の紹介も作って完成です。 そしてやっと・・・「まなづるミニ水族館」がオープンしました! 参加してくれた子どもの保護者のみなさんや兄弟姉妹も見に来てくれて、みんなうれしそうでした。 低学年の子が多かったのですが、恥ずかしがりながらも、自分たちでつかまえた生物を紹介したり、質問にもきちんと答えたりとがんばっていました。 お客さんにも喜んでもらえたことも、子どもたちにとってはうれしいことだったようです。また、地域の自然を体験して、一緒に楽しむプログラムを企画していきたいと思います。 ※本イベントは、船の科学館「海の学びミュージアムサポート」の助成により、真鶴町内の児童・生徒を対象に真鶴町からディスカバーブルーが受託を受けて実施しました。