海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2017年3月29日(水)

2017年3月29日(水)は、今シーズン最初の海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。

午前中は、真鶴町 三ツ石海岸で磯の生物観察会を行いました。
3月末のこの時期は、まだ少し肌寒いですが、海の中は海藻の多い時期で、それを餌とする生物たちが活動するようになり、磯でも多くの種類を見つけることができます。
小学生たちは元気に潮だまりに入って、夢中で生物を探していました。

一時間程度みなさんと一緒に探して、見つけた生物を観察しました。
カニ、ヤドカリ、巻貝などたくさんの生物が見つかりました。



春先の今の時期は、アメフラシがたくさん見つかるのもお楽しみの一つ。ゆーっくり動くアメフラシは、触ると柔らかくて子どもたちにも人気です。

また、サンゴのグループに入るキクメイシの仲間も見つかりました。

午後は、真鶴町立遠藤貝類博物館テラスで、スタッフから海の自然や生物のお話をさせていただいたり、顕微鏡を使ってプランクトンの観察を行いました。
海水中を漂うプランクトンも見られる種類が季節によって変化します。春は植物プランクトンが多い季節で、この日も珪藻や渦鞭毛藻といった植物プランクトンを観察することができました。

※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。

このブログの人気の投稿

海のミュージアム「磯の生物観察会」2022年6月5日(日)

夏の海 〜海のにごりとプランクトン〜

海のミュージアム「磯の生物観察会・海の自然実感教室」2022年5月15日(土)