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いつまでもこの海と暮らしていくために。ディスカバーブルーは海や海の生物、生態系、環境を一人でも多くの人にお伝えしていくために、「人」と「海」とのかけ橋になろうとしています。

2017年8月6日日曜日

海のミュージアム「磯の生物観察会」「海の自然実感教室」 2017年8月6日(日)

2017年8月6日(日)は、海のミュージアム「磯の生物観察会」と「海の自然実感教室」を開催しました。

午前中の磯の生物観察会では、磯の環境や生物の見つけ方、危険な生物などについてスタッフからお話させていただいた後、みなさん一緒に三ツ石海岸へ出て、生物をさがしていただいています。

小さなお子さまは浅い潮だまりなどで、おしりくらいまで海に入って遊んでいただけます。はじめは不安もあって、なかなか海に入れない子もいますが、慣れてくると、自分でつかまえようと一生懸命がんばっていました。自分でつかまえるとうれしさも一入で、その生物に興味を持ってくれます。

 石の下にいる種類も多いのですが、大きい石の下を観察したいときはお父さんの出番。
ご家族でカニやナマコを発見されていました。


採集はおよそ一時間ちょっとの間ですが、今回はなんと55種類の生物が確認できました。例えば陸上で55種類動物を探そうとすると、簡単には見つからないと思いますが、これだけの種類が確認できるのは、磯がさまざまな生物にとって大切な生息環境だという証拠です。

みなさんで見つけていただいた生物は、ご家族やグループで観察したり写真を撮ったりして楽しんでいただきました。その後、生物の名前や特徴などをスタッフからご紹介します。気になった生物や疑問に感じたことなどもいろいろ伺いながら、お話しました。



 いつも見つかる生物もいれば、なかなか出会えない生物もいて、毎回ちがうのが自然観察のおもしろさのひとつです。
今回のイチオシ生物は、「タコノマクラ(ミニサイズ)」。楕円形の平たい生物ですが、ウニの仲間で、ちょうどムラサキウニなどの丸い種類がつぶれたようなつくりをしています。成体は15cm近くになるものもいますが、この個体は4cm程度とまだ成長途中のかわいらしいものでした。

さらにこちらはアオスジクモヒトデ。ムラサキウニの上に乗っていますが、1cm程度しかない体の中心から5本伸びている腕は、15cm以上にもなり立派でした。

 午後は室内で「海の自然実感教室」を行いました。
はじめはスタッフが収集したり、地元漁師さんなどから譲っていただいた真鶴の海に生息する生物実物の標本を使って、磯の生物とはちがう海の自然のおもしろさをご紹介しました。

その後、海の中で泳ぐでもなく、岩や海底に付着するでもなく、ただ浮遊して生活している「プランクトン」を観察していただきました。プランクトンはとても小さいものが多く、この観察には、お一人ずつ顕微鏡を用意して、じっくりと観察していただいています。



プランクトンは、あらかじめスタッフが真鶴港で採集したものですが、台風5号の影響で先日までうねりのあったためか、今回は沖合でよく見られるプランクトンも見つかりました。なかなか見られないので、スタッフまでも盛り上がってしまいました。
ゾウクラゲのなかま。沖合には普通ですが、港内ではめったに見られません。
魚のこども。卵から孵った後は泳ぐ力が弱いのでプランクトンとして生活しています。

海のミュージアムでは自由研究テーマになるような観察も実施していきます。ご希望の方は、ぜひご相談ください。
次回以降の予定は、こちらからご覧いただけます。


※今回のイベントは、真鶴町立遠藤貝類博物館と特定非営利活動法人ディスカバーブルーの主催で実施しました。
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